受け入れるのは各産業を支える貴重な人材
高知県の株式会社高知丸高では、2007年から受入れを開始し、現在も多くの外国人を雇用しています。今回は、同社代表の髙野さんと中国人3名の声をご紹介します。 (2024年6月22日取材)
企業プロフィール
| 所 在 地: | 高知県高知市薊野南町12-31 |
|---|---|
| 事業内容: | 特殊基礎工事 など |
| 従業員数: | 115名 (内:特定技能8名 技能実習16名 中国人、ミャンマー人) |
| Website: | https://www.ko-marutaka.co.jp/ |
| 初期導入: | 2階建て宿舎 エアコン ベッド 布団 電気カーペット 冷蔵庫 テレビ Wi-Fi環境 生活指導員 通訳(生活や講習のサポート) 外国人向けの技能講習の教習所 など |
給与イメージ
- 特定技能(月額基本給)
約21万円
※技能習熟、日本語能力、協調性、行動力等に応じた昇給あり - 技能実習(月額基本給)
約15万円
受入企業 Interview
代表取締役社長
髙野 一郎 氏
受入れを決めた理由は?
日本は人口減少と高度人材不足の課題に直面しているため、外国人労働者を受け入れることが必要になってくると考えています。そこで、17年前から中国の技能実習生を受け入れ、優秀な外国人材を育成するために日本の知識や技術を教えています。また、母国で修得が困難な技能などの習得・習熟・熟達を図ることで、国際貢献・国際協力にも取り組んでいます。
受け入れて良かった点は?
先輩外国人が日本人の新卒を含め、後進人材の育成に尽力していることです。仕事以外でも、後輩外国人の生活面の相談に丁寧に対応しているのを目にします。また両者の架け橋として、日本人と外国人がコミュニケーションを取りやすい職場環境を作り、従業員同士が相互理解を深めるようになりました。
受入れ後の工夫や、気をつけていることは?
新入社員研修を実施しているほか、入社後は日本語講習をはじめ、専門知識や技術などを身に付けるための研修制度を設けています。また、自社で特別教育や技能講習、安全衛生教育、AED普通救命講習なども実施しています。さらに、特定技能外国人は社員研修旅行にも参加でき、社員同士の交流の活性化を図るなど、働きやすい環境づくりに力を入れています。
導入予定の企業へメッセージをください。
十分な教育があれば、日本語は上手になりますし、技術も上達していきます。必要な資格を取得すれば、現場作業を効率よく安全に行うことができるようになるので、元請からも高い評価をいただいています。受入れを始めるのであれば、何より安全に無事故で活躍できる環境の整備と配慮、また、日本人同等の給与形態、信頼関係を築ける育成方法など、細やかな配慮のもと、大切に育ててほしいと思います。
現場で働くみなさんの声
日本での仕事や生活、またこれからの目標について、同社に在籍する中国人3名にお話を伺いました。
孫 帥(ソン スイ)さん
生涯、技術を磨き続けて60代になっても仕事を続けていたい!
これまで多くの現場を経験してきた孫さんは、北海道や東京など全国さまざまなところへ行ったそうで、仕事終わりに観光スポットを巡るのが大好きなんだとか。「北海道の室蘭では、熊を見て感動しました!」。目標は技術を磨いて、職長になること。「生涯ずっと勉強だと思っています。50歳、60歳になっても努力を重ねて、この仕事を続けていたいです」。
楊 德智(ヨウ トクチ)さん
先輩に日本語を教えてもらう代わりに、パソコンを教えました
中国の造船所で働いていた経験から、溶接が得意な楊さん。日本に来て驚いたのは、積雪量でした。「故郷では30cmほどしか積もらないので、1m以上積もっているのを見たのは初めて。びっくりしました」。今では得意な日本語を教えてくれたのは、クレーンのオペレーターだったそうです。「代わりに私はパソコンの使い方を教えました」。仲の良さが伺えます。
張 慶涛(チョウ ケイトウ)さん
日本の海や山は美しく、リフレッシュの場所に最高です!
「中国は子どもの学費が高くて、お金を稼ぐためにきました」。そう話す張さんは、アーク溶接の経験豊富なベテラン職人として入社しました。日本での一番の思い出は、社員旅行で行った沖縄だとか。「故郷は山間にある町で、海を見たことがなかったのですが、沖縄の海の美しさは格別でした」。趣味は山登りで、休みの日に一人で登りに行き、リフレッシュしています。




