協新企業株式会社

「必要不可欠」と言わしめるような人材の登場に期待しています

2024.11.22

#VOL.07 #受入事例 ベトナムウズベキスタン愛知県

愛知県の協新企業株式会社では、2019年から受入れを開始し、現在も多くの外国人を雇用しています。今回は、同社代表の佐川さんとベトナム人のクエットさんの声をご紹介します。 (2024年9月17日取材)

企業プロフィール

所 在 地: 愛知県名古屋市中区富士見町1-9
事業内容: 足場工事一式/鉄骨建方工事一式/掘削 など
従業員数: 23名 (内:特定技能1名 技能実習7名 ベトナム人、ウズベキスタン人)
Website: http://kyoshin-nagoya.com/
初期導入: 寮の確保 生活家電 Wi-Fi環境 現場への送迎用車両 自転車 生活指導員 など

給与イメージ

  • 特定技能(月額基本給)
    約25万円
    ※技能習熟等に応じた昇給あり
  • 技能実習(月額基本給)
    約21万円

受入企業 Interview

代表取締役
佐川 元規

受入れを決めた理由は?

 他社で現場監督をしていた頃、中国人が現場に来ているのを見て、外国人と一緒に働くことに、今後の建設業の未来を見た気がしました。家業である協新企業へ戻ったタイミングで技能実習制度が始まったので、当社でも受入れを始める準備を進めるため、ベトナムやミャンマーなどへ視察に行きました。

受け入れて良かった点は?

 来日したばかりの外国人とコミュニケーションをとることは大変です。しかし、当社の従業員にとって、日本語のつたない外国人に仕事を教えるため、試行錯誤することは非常によい経験になるはずです。また、外国人たちのハングリー精神に触れることも刺激になっています。

受入れ後の工夫や、気をつけていることは?

 特定技能外国人や技能実習生とは個別に話す場を設けています。私からは、彼らのキャリアについて将来的なビジョンを伝えます。そのうえで、彼らがこの先をどう考えているかをヒアリングしています。すると、「実は帰国を考えている」「他にやりたいことがある」などようやく本音を話してくれるので、個別面談はお互いの意見をすり合わせる大切な場になっています。

導入予定の企業へメッセージをください。

 日本人を雇用する方法を模索しなければならない一方で、今後ますます外国人の力が必要になってくると思います。特に建設業は職人がいないと始まらない職業であり、人材育成は永遠のテーマと言えます。その中でも鳶(とび)職は他の職人が作業するために足場を組む仕事であり、業界全体の安全を支える役割を担っている。人材確保にはこだわっていきたいですね。

現場で働くみなさんの声

日本での仕事や生活、またこれからの目標について、同社に在籍する特定技能1号のクエットさんと先輩社員の奥井さんにお話を伺いました。

クエットさん
日本人は本当に親切、ずっとこの国で暮らしていきたいです!

 クエットさんは2023年9月に技能実習生から特定技能1号へ移行しました。ベトナムで鳶(とび)職をしていた経験から、日本の建設業の安全性に驚かされたそうです。「日本では職人の安全意識が高く、安心して働くことができています」。職場の先輩や同僚からは仕事や生活面で多くのサポートを受けていて、とても感謝しているのだとか。日本人には非常によい印象をもっているそうで、財布を2回も落としたことがあるけれど、どちらとも交番に届いていたことに感動したそうです。

奥井 基之さん
彼らの日々の努力には本当に頭が下がります

 私は入社3年目で、現在は外国人の現場への送迎などを担当しています。クエットさんは日本語の覚えも早く、長く働いているので現場の流れも把握してくれています。職長の指示にもすぐに「わかりました」と対応し、非常に助かっています。異国で新しい仕事に就きながら日本語を勉強するなど、彼ら外国人の日々の努力には本当に頭が下がります。その気概があるからこそ、仕事を早く覚え、周囲ともうまく打ち解けることができるのでしょう。彼らのような勇気ある人たちにもっと来てほしいと思います。

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掲載号

Visionista/VOL.072025|summer

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