日本興志株式会社

受入れ時にご両親に会って伝えた言葉は
「安心して預けてほしい」

2025.10.31

#VOL.08 #受入事例 ベトナムウズベキスタン東京都PICK UP

東京都の日本興志株式会社では、2016年から受入れを開始し、現在も多くの外国人を雇用しています。今回は、同社代表の浅見さんとベトナム人2名の声をご紹介します。 (2025年6月4日取材)

企業プロフィール

所 在 地: 東京都千代田区霞が関3-3-1尚友会館
事業内容: 建築一式工事/土木一式工事 など
従業員数: 143名 (内:特定技能5名 技能実習57名 ベトナム人、ウズベキスタン人)
Website: https://www.nihonkoshi.co.jp/
初期導入: 寮の確保 生活家電家具 毎朝駅から現場への送迎 ベトナム語通訳 日本語講師の採用 など

給与イメージ

  • 特定技能(月額基本給)
    約27.5万円
    ※日本語検定資格手当、人事評価制度により昇給あり
  • 技能実習(月額基本給)
    約23万円

受入企業 Interview

代表取締役
浅見 亨

受入れで印象的だったことは?

 初めてベトナムで面接をした際に、その場にいた全員が「日本へ行きたい!」という意思をはっきりと示していたことです。とてもハングリー精神にあふれていました。これから日本は人口が減り、人材不足になる。そのなかで、彼らの力を借りれば国力を維持できるはずと可能性を感じました。また、間違いなく社内の日本人たちにもよい刺激になると確信しました。

言葉の問題で大変なことは?

 今当社で受け入れている外国人の多くは、以前に日本語を学んだ経験があります。つまり、その時点で日本に興味を示していることになります。その前提があるので、たとえ現場で言葉が通じない、働き方が違うといった問題が起きても、すぐに馴染んでいってくれるというわけです。

育成についての考えは?

 もともと私自身が大工として独立し、現場の空いた期間を埋めるために、図面を読んでいろいろな作業を引き受けてきました。それを続けるうちに「多能工」として重宝されるようになり、仕事の幅が広がった経緯があります。彼らもいずれ母国に戻る時、幅広い技能を身につけていれば自身の価値が高まりますし、それが将来の収入にもつながる。いずれはさまざまな技能を身につけてほしいと思っています。

導入予定の企業へメッセージをください

 最初は不安や怖さがあると思いますが、まずは相手を知ることが大事です。本を読んだり、実際に現地の文化に触れたりするだけでも全然違います。これからの建設業は彼らの力がなければ成り立たない時代ですし、同じ仲間として守る覚悟が必要だと思います。うまくいかないことや手間がかかることもありますが、一緒にものづくりをする達成感は何にも代えがたいものです。国境を越えて共に働くことを楽しめる方に、ぜひ挑戦してほしいです。

現場で働くみなさんの声

 日本での仕事や生活、またこれからの目標について、特定技能1号として働くベトナム出身のルーさんとトアンさん、後輩社員の中田さんにお話を伺いました。

ルーさん
社長と一緒に行ったベトナム出張は、今も大切な思い出です

 来日当時、日本の文化に驚いたというルーさん。「日本はルールやマナーを守る人が多く、そのおかげで落とし物が戻ってくるのはすごい」。日本独自の礼儀を教えてくれたのは社長だったとか。「一緒にベトナムへ行く機会があり、その際に日本式のあいさつや食事の仕方を教わりました。とてもよい思い出です」。その時に買ってもらったスーツを今も大事に持っているそうです。

トアンさん
母国の子どもたちのためにも、まだまだ日本でがんばります!

 現在37歳のトアンさんはベトナムで建設業に携わっていました。そのおかげで日本の現場でもスムーズに仕事に入れたそうです。「でも、安全面は日本のほうが断然上で、安心して働けます」。10年前は台湾に住んでいた経験も。「覚えた台湾語から日本語に切り替える時、かなり苦労しました」。現在は3児のパパ。まだまだ日本でがんばるそうです。

中田 美波さん
同じ経験を力に、これからも日本で支え続けたいです!

 母が日本人、父がベトナム人で、富山でも暮らしていましたが、長くホーチミンで育ちました。入社して約1年半、外国人の生活サポートを担当しています。日本でのひとり暮らしは初めてで、その点は来日している彼らと同じ。言葉の壁さえ越えられれば生活は思った以上にスムーズになるので、慣れるまでは役所や病院の手続きなどで通訳のサポートをしています。まだ頼りないかもしれませんが、彼らから「いてくれると安心」と言ってもらえるのが支えです。

 特定技能外国人受入をご検討の方はこちら

掲載号

Visionista/VOL.082026|winter

詳細へ